2008年6月28日土曜日

ジャガイモを掘り上げました!



                ジャガイモ堀り  2008.6.28.撮影

梅雨の晴れ間に、家族で、恒例の「ジャガイモほり」をしました。
今年のジャガイモは、葉が生い茂り1メートルほどの背丈になりましたが、今日ほりあげてみると、ころころとした芋がたくさんついていました。昨年よりも収穫が多かったように思います。肥料は、有機配合肥料を少なめにしたのですが、それでも多かったのかもしれません。芋の着きはじめの時期から、2回ほど、カリ肥料を追肥しました。
あまり大粒のものは少なめで、中ぐらいの粒がほとんどでした。全部で、袋で5つぶん収穫でき、30キロほどはあったように思います。今日は、さっそく、ジャガイモ料理を楽しむ予定です。

2008年6月26日木曜日

ミニトマトが赤くなりました!


                                 2008.6.26.撮影
家の庭先で、植木鉢に入れたミニトマトを育てています。品種は「小桃」というミニトマトで、他の苗と一緒に、4月下旬農協の直販店で買い求めたものです。名前が気に入ったことと、粒が少し大きくなるものを選んだのですが、ここ一週間ほどで赤く熟してきました。
大きさは3cmほどの粒で、市販のものよりやや大きい程度です。梅雨に入って日照不足のためか、なかなか色づかなかったのですが、定植後二ヶ月で、ようやく「もも色」になってきて穫れはじめたところです。
同じ苗を長男と、長女、その友達と、我が家ということで、四家庭で育てています。同じ植木鉢に培養土を入れて定植し、支柱まで立てて、それぞれの家に届けたのですが、しばらくして聞くと、「肥料をぜんぜんやっていない」というのです。水遣りのことは教えてあったのですが、肥料の事ぐらい分かるだろうと思って何も言わなかったのです。
そこで、手元にあった肥料を小分けして届けました。それからまたしばらくして、長女のところの育ち具合を聞くついでに「肥料やっている」と聞くと、「ええ、あれ、全部あげといたよ」と言うので、びっくり。分けた肥料は数週間分の量で、それを全部入れたというので驚きました。幸い肥料焼けは起こしていないようです。
知らないということは、それを当たり前と考えているものにとっては、なかなかイメージが伝わらないものだとつくづく感じた出来事でした。「知るは一時の恥、知らぬは末代の謎」という言葉があります。
野菜作りにも、こうしたような「謎」が幾つもあるのでしょうね。言葉で伝えることの難しさもありますね。

2008年6月13日金曜日

トウモロコシの雌花と受粉

                          2008.6.13.撮影

トウモロコシの栽培は、今年で二回目です。
今年は、四月上旬に種まきしてからマルチをしたトンネルの中で育て、あたまがビニルに当たった頃に裂け目を入れて、そこから出るように伸ばしていきました。支柱とトンネルでトウモロコシの株を支えるようにして、雨風から守るようにしたわけです。
その結果、初夏の台風にも倒れず育てることが出来、五月下旬になって雄花が伸び始めてきました。ところが、その後、雌花がなかなか出てこないので心配しましたが、6月初旬になってようやく出始めました。
6月13日現在では、雌花の花粉がかなり飛び始め受粉が進んでいます。雄花にかなりアブラムシがつき始めたので、2~3日前に殺虫剤を散布し、その後、雌花にも防虫のため顆粒の薬剤を散布しました。あまり農薬は使いたくないのですが、それなりの収穫を期待するには、最低限の散布は必要かと思います。
先日はラジオで「不耕起栽培」農法の話を聞きました。ご存知ですか。農薬、化学肥料など一切使わずに土を耕さずに米やトウモロコシなど自然の環境で栽培する方法です。利点も多いようですが、このやり方で収穫を得るには、5年ほど続けて取り組まないとできないようです。家庭菜園などの条件下ではなかなかに難しい話しです。
トウモロコシは、これから鳥害の対策が必要です。一通り受粉が終わる頃には、防鳥ネットを張る予定です。防鳥のやりかたも色々あるようですが、私の場合は市販の防鳥ネットを使っています。近くの農家の畑では支柱にナイロン製の「テグス糸」を張り巡らしただけのやり方で対処しているところもあります。それで十分防げるのか半信半疑なもので、まだ、試したことはありません。
トウモロコシには実になる雌株が数本出てきますが、なるべく大きなものを残して、あとは小さなうちに間引いて1~2本にする予定です。間引いたものは、「ベビーコーン」として食べられるようなので、それも、とても楽しみにしています。




2008年5月28日水曜日

落花生の花が咲き始めたよ!

             落花生の花が咲き始める  5月28日撮影

落花生の栽培は、今年が初めてです。莢に入ったものは見たことがあっても、育つ様子、特に花が咲き始めてから実がつき始めるまでの事がわかりません。まったく初めての経験なので、よく分からないのですが、人の話では、花が咲き始めてから茎のようなものが伸びてきて地中に入りその中で実が育つというので、興味津々です。実際は、どんな様子なのか、今から楽しみです。

5月28日、今日は、落花生の畝の土、特にこれから「茎」が伸びていきそうな株のまわりの部分を耕して、入りやすくしておきました。その時に、有機配合肥料(できればカリウム成分の多いもの)を追肥しました。さて、後は待つだけです。どんなふうに実がつき始めるのか、また、別の機会にお知らせしたいと思います。

トウモロコシの雄花が咲き始めたよ!

           トウモロコシの雄花が咲き始める  5月28日撮影

トウモロコシは、4月上旬に種まきして、トンネルの中でその後栽培して来ました。写真でも分かるように、トンネルの中で芽をだしてから、そのままの状態で育てていき、穂先がトンネルの上に当たるように
なるぐらいになった時に、ビニルに穴を開けてそこから穂先が伸び出て行くようにしました。その頃、根元近くに、配合肥料(燐酸が多めのものが良い)を追肥してやり、除草などして育ててきました。
トンネルを外さないで育てる理由は、背丈が伸びてくると風で茎を折られないようにするためです。こうしておくと、台風のような雨風の中でもなんとか無事に過ごせるようです。この栽培方法は近くの農家の方に教えてもらいました
農家では、トウモロコシ1株から、1本の実を収穫するということで、株間も30cmほどで割りとくっつけて栽培しています。私の場合は、2畝で合計30株植えつけてあるので、旨く育てば30本ほど収穫できることになりますが、さて、結果はどんなことになるでしょうか。実の着き始めるこれからは、鳥害を防ぐ対策が必要になってきます。

キュウリの雌花が咲きました!

                    キュウリの雌花 5月25日撮影

ようやく雌花が咲き始めました。この頃から、初夏にかけてキュウリはどんどん伸びていきます。天気の良いときは、一日に10cm位は伸びることもあります。支柱に頭頂部分の茎を結わえて、何時も成長点の芽先がまっすぐに立つようにしてやる必要があります。こうしておくと、芽が勢いよく伸びるように思います。
芽先が曲がってしまうと、それだけ水の吸い上げが悪くなるのか、成長が鈍くなってきます。ですから、これからの時期は、毎日のように紐でしばって誘引する作業が続きます。また、脇芽も盛んに枝分かれして伸びてくるので、葉が込み合わないように整理してやります。葉が重なり合ってしまうと、それだけ日当たりが悪くなり実のなりに影響したり、病気になりやすくなるということも出てきます。
梅雨のころは、ますます悪条件が重なり、雨後に晴天が続いたりすると、「うどんこ病」が出てきます。他の病気の心配もありますが、この「うどんこ病」だけは、薬を散布しても防ぎようがないようです。ですから、いかにして「うどんこ病」が広がる前に収穫するかということが、キュウリの栽培では大事ではないかと思います。
畝に敷き藁を引いたり、株間を空け、葉が茂り過ぎないように気をつけたりするのは、そうした病気にかからない環境を整えてやることになります。5月28日、今年初めてのキュウリを3本収穫しました。いつもながら、果物のように香りがあっておいしい味でした。これからの収穫が楽しみです。

キュウリが伸び始めたよ!

              キュウリが伸び始めたよ!  08.5月中旬撮影

4月上旬に種まきしたキュウリも、あれから一月でこんなに大きくなりました。5月の連休明けに、それまでトンネルに入れておいたのを外して棚を作ったのですが、少し早かったようでその後の生育が良くありません。やはり、5月の中旬ぐらいまでは、トンネル栽培をしたほうが良かったようです。この時期、風が強いときがあって、葉先があかくなってしまうことがあります。風で根元をゆすられるようで、伸び悩む感じがします。
トマトやナスと同様に、小さな苗のときの管理が大切なことは分かっているのですが、つい同じ誤りを繰り返すことがあります。天候次第で生育にずれが出ることもありますが、トンネルしたビニールに苗の芽先がつっかえる位まで入れておく必要がありそうです。
他の人の畑を見て、作業を先に進めているのをみると、つい焦って先走ってしまうことがあります。我慢のしどころでしょうか。来年に向けての反省点です。苗の小さいときにトンネル栽培をして管理することと、あと消毒をして病気や虫害から守ることも大切なことだと思います。この時期を健康に過ごすことが、その後の生育に決定的な影響を及ぼすからです。

トマトの花と実

                 トマトの花と実 08.5.25.撮影

雨除けハウスの中の様子です。縦4メートル弱の畝に「ちどり」にして10株の苗を植えつけたので、株間が狭いのですが、「雨除けハウス」の大きさの関係で、これ以上スペースをとるわけにはいきません。もちろん植えつける株を減らせば良い訳ですが、限られた場所になるべく沢山育てたいということで、このような状態になってしまいました。この写真では分かり図らいのですが、最初に出来た実の下の部分にある葉は落として風通しを良くしました。また、敷き藁をして、保温と下葉に病気が広がるのを防ぐようにしています。殺菌、殺虫のため消毒散布も2~3度しました。
最初の開花した花から3~4房開花したところで、「トマトトーン」を吹きつけ実成りをよくすることもやっています。また、脇芽かきも忘れずにやっていますが、2~3日たつと見落としたところから芽が出ていたりすることがよくあります。先端の芽吹きとその成長が一番大事な部分で、いつもその部分が木全体に対して垂直に立つように誘引して支柱に縛るようにしています。
東京では、明日から2~3日雨が続くようですが、この雨除けハウスのお陰で、雨の中でも、トマトの生育がじっくり見られるのもとても便利なところです。

トマトの雨除けハウスを作りました!

                トマトの雨除けハウス08.5月中旬

4月下旬に苗を定植したトマトは、ゴールデンウイーク明けまでビニルトンネルの中で育て、連休明けにはトンネルを外して支柱をたてました。毎年作っていて思うのですが、連休前後から中旬にかけて雨風が強い日が良くあります。ビニルトンネルなどで保護しないと、泥が跳ねたり、雨風でたたかれて苗が弱ってしまったり、根の張りが悪く、病気にかかりやすくなったりすることが多いようです。苗の生育にとって一番大事なこの時期に一手間掛けてやることが、その後の生育に欠かせないポイントではないかと思います。苗がトンネルしたビニルに届くまで成長すれば、あとは、日差しを受けてぐんぐん大きくなります。「元気で美味しいトマトを作る」うえで、一つの秘訣ではないかと自負しています。

今年はさらに、もう一工夫してみました。支柱を立ててから、トマトの畝全体をすっぽりとビニルで覆って、雨除けできるハウスを作って見ました。二畝にあわせて20株のトマトを育てる計画をしたのですが、天井にあたるプラスチックのパイプの長さが足りず、全体を覆うことができなかったので、ご覧のようにやや変形なハウスになってしまいました。また、ビニルの横幅の寸法違いで、左右2枚のビニルを
真ん中で重ねる形になってしまいました。このため、雨降りの後で見ると、重なり部分の天上から雨漏りしてしまい、補修するはめになりました。でも、先日の台風の中でも煽られはしたものの跳ばされてビニルが外れてしまうようなことにはなりませんでした。

何故、こんな手間をかけて、「雨除けハウス」を作ったかということですが、以前山梨のトマト農家の畑を見て、真似してみようと思ったからです。苗の小さな段階から雨除けすることで、病気になりにくく、水の摂取を抑えることが出来るので「甘くて美味しい元気なトマト」を育てることが出来るということです。
今のところ生育も順調で、3段目まで花が着いていますが、病気にもならず、先端の芽吹きや葉の状態も健康です。このまま順調に育ってくれれば、収穫が期待できます。

スナップエンドウとトマト(雨除けハウス)

         スナップエンドウとトマト(雨除けハウス)08.5月中旬

4月下旬から咲きはじめたスナップエンドウの花も5月中旬には一通り終わってしまい、今年は昨年ほどの収穫には及ばなかったものの、それでも、毎日たくさん食べることが出来た。中旬に入る頃から下の方が白くなってき始め、虫の害も多くなってきた。28日には棚を片付けてきれいに整地したところに「ミズナス4本」と「マルナス1本」「ゴーヤ1本」の苗を定植して育てている。
スナップエンドウの実も、終わりに近づくにつれ莢が硬くなってきて筋も気になるようになってきた。最後は茹でてから莢をはずして中の豆だけを食べてみた。グリーンパースとよく似た色と形をしていて、とても美味しくいただくことが出来た。

2008年4月23日水曜日

スナップエンドウの実が付き始めたよ!

           スナップエンドウの花(2008.4.15.撮影)

スナップエンドウの白い花が沢山咲き始めて、下のほうから実がつきはじめた。あと、一週間もすれば今年も収穫がはじまる。毎年、ゴールデンウィークの一週間は、毎日一籠ぐらいずつ収穫が続く。でも、今年の春は例年よりも暖かい日が多くて、虫も去年より多いように思う。下葉に付く虫の数が増えてきている。
昨日(4/22)は、トマトの苗を20本植える作業をした。2つの畝に10本ずつ「ちどり」の形に定植した。今年は、雨よけのトンネルを作る予定を立てているので、やや株間が狭くなっているのが気にかかる。マルチした畝に植え替えた後で、トンネルをした。小さな苗を風から守るのと、保温して生育を助けるためだ。トンネルの中に入れずにそのまま路地植えの状態にしておくと、雨風にたたかれて生育が遅れ、病気にもかかりやすい。一手間かかるが、その手間を掛けた分だけ、成果が期待できる。
今日(4/23)は、 トマトの殺虫と消毒の作業をする。この時期、早めに散布しておくことが丈夫に育てるポイントだ。私の場合は、無農薬ではなく、低農薬を心がけている。
「下仁田ネギ」の苗が手に入ったので、その植え付けもした。それから、「生姜」(国内産) の苗も1キロほど植えつける。生姜は、湿り気のある土を好むようなので、東側の花壇にあるブルーベリーの木の周りに植えつけることにした。
夕方になって、北側のはずれの畝で育てていた「山芋」を掘り出してみる。手のひらよりやや大きめの大和芋が4~5本出てきて予想以上の収穫だった。これも手に入れておいた「たね芋」を6本、新しく植えなおすことにした。旨く育てば、今年の初冬には収穫できるはずだ。
「ミニトマト」(小桃という品種)を3本買って置いたので、これらは鉢植えにして、ベランダで栽培する計画にしている。連休明けには、大きな鉢に移し替える予定だ。

2008年4月20日日曜日

4月中旬の畑の様子です

             4月の畑の様子(2008.4.15.撮影)

一番手前は、去年球根から育てた「にんにく」だ。左側が沖縄の「島にんにく」で、右側が青森の「六片にんにく」だが、去年に続き不作で、4月に入ってから根腐れを起こし、成長が止まっている。これで、「にんにく」は2年続けてうまくいかない状態だ。春さきの雨のせいか、土壌の状態か、原因ははっきりしていない。隣の畝で育てている「玉葱」や「らっきょ」は、順調に育っているので、対策に困っている。

サイトで調べたところ、水はけの良い土を好み、加湿な状態では「根腐れ」を起こすようだ。また、根腐れを起こした株は早めに取って、まわりの株に移らないようにしたり、除草、葉掻き(一株1本立ちにして、出てくる小さな葉芽を搔いておかないと球が大きくならないようだ)、11月~2月にかけての追肥など、手をかけてやらないといけないようだ。

その向こう、寒冷紗の掛けてある所は、ジャガイモの畝で、今年は少し変わった品種を試している。ジャガイモは、近頃、沢山の品種が出回っていて、「キタアカリ」「男爵」と、この畝で育てているもの(品種名を忘れたが、食味がもっちりとしたものらしい)と3種類育てている。

その他、「落花生」「モロッコインゲン」「レタス」「ゴボウ」「にんじん」「春キャベツ」「トマト」など、17種類ほどの野菜を育てていく計画だ。

キュウリの双葉も出てきたよ!!


             発芽したキュウリの芽(2008.4.15.撮影)

4月上旬に種まきしたキュウリの双葉も出てきた。マルチをした畝の上にパオパオをかけて保温保湿して1週間ほどで発芽した。今年は、前年育った実を完熟するまで畑においておき、その種を採って冷蔵庫で保管しておいたものを蒔いた。発芽するか心配だったので、一つの穴に5粒ずつ蒔いたが、ほとんど芽を出し、野菜の持つ生命力のすばらしさに感動した。昨年は、「夏すずみ」と「シャキット」という品種を育て、三番手まで繰り返し収穫して7月初旬まで楽しむことが出きた。
本葉2~3枚になったころ(連休明け?)に、1本に間引き、トンネルの中で生育させる予定だ。キュウリの苗の管理は、この頃の世話が大事で、風や雨、虫害を防ぐためには、トンネルの中で育てることが欠かせない。連休明けには、一度、殺虫消毒のために薬剤を散布することも必要だ。必要最低限の農薬を使用することが大切なことだと思う。
5月中旬以降、トンネルをはずし、支柱を立てて棚をつくり、キュウリネットなど張って誘引、枝の剪定、わき芽掻きなどの作業が待っている。下枝を整理して風が通りやすくしたり、マルチした畝の上に敷き藁をひろげたりすることも、病気や虫害を防ぎ健康に育てる秘訣でもある。
手間を掛けただけ、その収穫も充実し、苦労に報いてくれて成果も期待できるというもの。初夏に向けて、キュウリやトマトの栽培から目が離せない時期を迎える。

2008年4月16日水曜日

ぼうずしらず葱の植え替え

           植え替え後の「ぼうずしらず葱」08.4.15.
             (左側が九条、右側がぼうずしらず葱)

4月の上旬に植え替えてから、10日ぐらいたって、葱の葉がまっすぐに立ってきた。「ぼうずしらず葱」は、九条葱の仲間に入る品種だが、九条よりも大きく育ち、茎も葉も太くなり、株も1本から7,8本に増える。葱は畑の土に深く根を張るところから、土壌改良の作物としても優れている。畑に余裕があれば、通年育てても、利用価値のある野菜である。ぼうずしらずの名前の通り、この時期、坊主が出てくるのが葱の特性だが、この品種は、ほとんどでてこない。これから、雨の季節にかけて、赤錆病などの病気にかかりやすいので、管理に注意が必要。

私の場合は、「九条葱」と2種類作ってるが、今年は、さらに「下仁田ネギ」の種を蒔いてみようと計画している。





2008年4月15日火曜日

玉葱の形が見えてきたよ!!

              球の形が見えてきたよ!(2008.4.15.撮影)

久しぶりのお天気。気持ちの良い朝に、畑へ行ってみると、玉葱がだいぶ育ってきて、形が見え始めたものがある。この玉葱は、去年の9月に種まきして、11月に植え付けをし年越しさせたものだ。4,5月になって日が伸びると葉の成長が抑えられ一気に球が大きくなってくる。あと、一月もすれば収穫が始まる。5月中旬すぎ、茎が倒れたものから順次収穫をする。天気が続くようであれば、畑で2,3日乾かしてから、5,6個ずつ束にして縛り、軒下(ベランダ)などにつるして乾燥させると、長く保存でき重宝する。

育て方 種のまき時が難しい野菜のひとつ。私の場合は、8月の下旬から9月の上旬ごろに種まきをしている。ちょうど残暑の厳しい時期にあたり、発芽まで気を使う。穴あきマルチ(黒)を張った畝の上にパオパオ(不燃布)をかけ、さらに寒冷紗のトンネルをしている。乾燥を嫌うので、こうしてから、ときどき、乾かないようにじょうろで水をかけ、湿りけを与えておくようにしている。

よほどのことが無い限り、これで大体は発芽するが、出なかった穴にはあとから種を追加播きしている。玉葱は、芽だしが少し厄介だが、あとの育て方はそれほど難しくない。

食べ方 いろいろな料理に使えるのはもちろんだが、採りたての新鮮なものは、水でさらしておくと、ほとんど苦味も無くサラダにして食べられる。また、甘味も強く、他の野菜と一緒にして炒め物などにすると最高である。サラダ用には、赤球の玉葱を少し育てておくと良い。

2008年4月13日日曜日

春一番の野菜  スナップエンドウ

             スナップエンドウの収穫(2006.5.21.)
作り方

スナップエンドウは、前年の11月に種まきをしておき、越年して苗を育て、3月末に1株2~3本に間引く。支柱を立てて棚を作りキュウリ用のネットを張ってツルを誘引して縛る。丈が伸びたら倒れないようにビニル紐で、四方を囲むようにしばってやる。
4月中旬から白い小さな花がたくさん咲き始める。春一番の収穫を知らせるこの頃がとても良い。下旬から収穫が始まり、5月下旬ごろまで続くが、写真のように下から白っぽく枯れてくるので、病虫害が広がらないうちにツルを片付けた方が良い。
私の場合は、5月中旬ごろにゴーヤの種まきをしておいて苗を育て、スナップエンドウの後に定植することにしている。棚やネットもそのまま使えるし、畝もそのままで使えるので家庭菜園のように場所が狭い所では助かる。肥料も追肥をやれば十分である。
スナップエンドウは、連作を嫌うので、翌年は別な場所に畝を作ること。また、背が高くなるので隣が日陰になるので注意が必要。春先に出る苗を買って育てるのはオススメできない。なぜなら、ほとんど収穫がなくて期待はずれに終わるからです。

美味しい食べ方
取りたてを塩茹でにしてマヨネーズで食べるのが最高。あまり茹ですぎないように、煮立ってから入れて一煮立ちすれば十分で、少し歯ごたえのあるほうが、食感も良いように思います。