2008年4月23日水曜日

スナップエンドウの実が付き始めたよ!

           スナップエンドウの花(2008.4.15.撮影)

スナップエンドウの白い花が沢山咲き始めて、下のほうから実がつきはじめた。あと、一週間もすれば今年も収穫がはじまる。毎年、ゴールデンウィークの一週間は、毎日一籠ぐらいずつ収穫が続く。でも、今年の春は例年よりも暖かい日が多くて、虫も去年より多いように思う。下葉に付く虫の数が増えてきている。
昨日(4/22)は、トマトの苗を20本植える作業をした。2つの畝に10本ずつ「ちどり」の形に定植した。今年は、雨よけのトンネルを作る予定を立てているので、やや株間が狭くなっているのが気にかかる。マルチした畝に植え替えた後で、トンネルをした。小さな苗を風から守るのと、保温して生育を助けるためだ。トンネルの中に入れずにそのまま路地植えの状態にしておくと、雨風にたたかれて生育が遅れ、病気にもかかりやすい。一手間かかるが、その手間を掛けた分だけ、成果が期待できる。
今日(4/23)は、 トマトの殺虫と消毒の作業をする。この時期、早めに散布しておくことが丈夫に育てるポイントだ。私の場合は、無農薬ではなく、低農薬を心がけている。
「下仁田ネギ」の苗が手に入ったので、その植え付けもした。それから、「生姜」(国内産) の苗も1キロほど植えつける。生姜は、湿り気のある土を好むようなので、東側の花壇にあるブルーベリーの木の周りに植えつけることにした。
夕方になって、北側のはずれの畝で育てていた「山芋」を掘り出してみる。手のひらよりやや大きめの大和芋が4~5本出てきて予想以上の収穫だった。これも手に入れておいた「たね芋」を6本、新しく植えなおすことにした。旨く育てば、今年の初冬には収穫できるはずだ。
「ミニトマト」(小桃という品種)を3本買って置いたので、これらは鉢植えにして、ベランダで栽培する計画にしている。連休明けには、大きな鉢に移し替える予定だ。

2008年4月20日日曜日

4月中旬の畑の様子です

             4月の畑の様子(2008.4.15.撮影)

一番手前は、去年球根から育てた「にんにく」だ。左側が沖縄の「島にんにく」で、右側が青森の「六片にんにく」だが、去年に続き不作で、4月に入ってから根腐れを起こし、成長が止まっている。これで、「にんにく」は2年続けてうまくいかない状態だ。春さきの雨のせいか、土壌の状態か、原因ははっきりしていない。隣の畝で育てている「玉葱」や「らっきょ」は、順調に育っているので、対策に困っている。

サイトで調べたところ、水はけの良い土を好み、加湿な状態では「根腐れ」を起こすようだ。また、根腐れを起こした株は早めに取って、まわりの株に移らないようにしたり、除草、葉掻き(一株1本立ちにして、出てくる小さな葉芽を搔いておかないと球が大きくならないようだ)、11月~2月にかけての追肥など、手をかけてやらないといけないようだ。

その向こう、寒冷紗の掛けてある所は、ジャガイモの畝で、今年は少し変わった品種を試している。ジャガイモは、近頃、沢山の品種が出回っていて、「キタアカリ」「男爵」と、この畝で育てているもの(品種名を忘れたが、食味がもっちりとしたものらしい)と3種類育てている。

その他、「落花生」「モロッコインゲン」「レタス」「ゴボウ」「にんじん」「春キャベツ」「トマト」など、17種類ほどの野菜を育てていく計画だ。

キュウリの双葉も出てきたよ!!


             発芽したキュウリの芽(2008.4.15.撮影)

4月上旬に種まきしたキュウリの双葉も出てきた。マルチをした畝の上にパオパオをかけて保温保湿して1週間ほどで発芽した。今年は、前年育った実を完熟するまで畑においておき、その種を採って冷蔵庫で保管しておいたものを蒔いた。発芽するか心配だったので、一つの穴に5粒ずつ蒔いたが、ほとんど芽を出し、野菜の持つ生命力のすばらしさに感動した。昨年は、「夏すずみ」と「シャキット」という品種を育て、三番手まで繰り返し収穫して7月初旬まで楽しむことが出きた。
本葉2~3枚になったころ(連休明け?)に、1本に間引き、トンネルの中で生育させる予定だ。キュウリの苗の管理は、この頃の世話が大事で、風や雨、虫害を防ぐためには、トンネルの中で育てることが欠かせない。連休明けには、一度、殺虫消毒のために薬剤を散布することも必要だ。必要最低限の農薬を使用することが大切なことだと思う。
5月中旬以降、トンネルをはずし、支柱を立てて棚をつくり、キュウリネットなど張って誘引、枝の剪定、わき芽掻きなどの作業が待っている。下枝を整理して風が通りやすくしたり、マルチした畝の上に敷き藁をひろげたりすることも、病気や虫害を防ぎ健康に育てる秘訣でもある。
手間を掛けただけ、その収穫も充実し、苦労に報いてくれて成果も期待できるというもの。初夏に向けて、キュウリやトマトの栽培から目が離せない時期を迎える。

2008年4月16日水曜日

ぼうずしらず葱の植え替え

           植え替え後の「ぼうずしらず葱」08.4.15.
             (左側が九条、右側がぼうずしらず葱)

4月の上旬に植え替えてから、10日ぐらいたって、葱の葉がまっすぐに立ってきた。「ぼうずしらず葱」は、九条葱の仲間に入る品種だが、九条よりも大きく育ち、茎も葉も太くなり、株も1本から7,8本に増える。葱は畑の土に深く根を張るところから、土壌改良の作物としても優れている。畑に余裕があれば、通年育てても、利用価値のある野菜である。ぼうずしらずの名前の通り、この時期、坊主が出てくるのが葱の特性だが、この品種は、ほとんどでてこない。これから、雨の季節にかけて、赤錆病などの病気にかかりやすいので、管理に注意が必要。

私の場合は、「九条葱」と2種類作ってるが、今年は、さらに「下仁田ネギ」の種を蒔いてみようと計画している。





2008年4月15日火曜日

玉葱の形が見えてきたよ!!

              球の形が見えてきたよ!(2008.4.15.撮影)

久しぶりのお天気。気持ちの良い朝に、畑へ行ってみると、玉葱がだいぶ育ってきて、形が見え始めたものがある。この玉葱は、去年の9月に種まきして、11月に植え付けをし年越しさせたものだ。4,5月になって日が伸びると葉の成長が抑えられ一気に球が大きくなってくる。あと、一月もすれば収穫が始まる。5月中旬すぎ、茎が倒れたものから順次収穫をする。天気が続くようであれば、畑で2,3日乾かしてから、5,6個ずつ束にして縛り、軒下(ベランダ)などにつるして乾燥させると、長く保存でき重宝する。

育て方 種のまき時が難しい野菜のひとつ。私の場合は、8月の下旬から9月の上旬ごろに種まきをしている。ちょうど残暑の厳しい時期にあたり、発芽まで気を使う。穴あきマルチ(黒)を張った畝の上にパオパオ(不燃布)をかけ、さらに寒冷紗のトンネルをしている。乾燥を嫌うので、こうしてから、ときどき、乾かないようにじょうろで水をかけ、湿りけを与えておくようにしている。

よほどのことが無い限り、これで大体は発芽するが、出なかった穴にはあとから種を追加播きしている。玉葱は、芽だしが少し厄介だが、あとの育て方はそれほど難しくない。

食べ方 いろいろな料理に使えるのはもちろんだが、採りたての新鮮なものは、水でさらしておくと、ほとんど苦味も無くサラダにして食べられる。また、甘味も強く、他の野菜と一緒にして炒め物などにすると最高である。サラダ用には、赤球の玉葱を少し育てておくと良い。

2008年4月13日日曜日

春一番の野菜  スナップエンドウ

             スナップエンドウの収穫(2006.5.21.)
作り方

スナップエンドウは、前年の11月に種まきをしておき、越年して苗を育て、3月末に1株2~3本に間引く。支柱を立てて棚を作りキュウリ用のネットを張ってツルを誘引して縛る。丈が伸びたら倒れないようにビニル紐で、四方を囲むようにしばってやる。
4月中旬から白い小さな花がたくさん咲き始める。春一番の収穫を知らせるこの頃がとても良い。下旬から収穫が始まり、5月下旬ごろまで続くが、写真のように下から白っぽく枯れてくるので、病虫害が広がらないうちにツルを片付けた方が良い。
私の場合は、5月中旬ごろにゴーヤの種まきをしておいて苗を育て、スナップエンドウの後に定植することにしている。棚やネットもそのまま使えるし、畝もそのままで使えるので家庭菜園のように場所が狭い所では助かる。肥料も追肥をやれば十分である。
スナップエンドウは、連作を嫌うので、翌年は別な場所に畝を作ること。また、背が高くなるので隣が日陰になるので注意が必要。春先に出る苗を買って育てるのはオススメできない。なぜなら、ほとんど収穫がなくて期待はずれに終わるからです。

美味しい食べ方
取りたてを塩茹でにしてマヨネーズで食べるのが最高。あまり茹ですぎないように、煮立ってから入れて一煮立ちすれば十分で、少し歯ごたえのあるほうが、食感も良いように思います。