2008年5月28日水曜日

トマトの雨除けハウスを作りました!

                トマトの雨除けハウス08.5月中旬

4月下旬に苗を定植したトマトは、ゴールデンウイーク明けまでビニルトンネルの中で育て、連休明けにはトンネルを外して支柱をたてました。毎年作っていて思うのですが、連休前後から中旬にかけて雨風が強い日が良くあります。ビニルトンネルなどで保護しないと、泥が跳ねたり、雨風でたたかれて苗が弱ってしまったり、根の張りが悪く、病気にかかりやすくなったりすることが多いようです。苗の生育にとって一番大事なこの時期に一手間掛けてやることが、その後の生育に欠かせないポイントではないかと思います。苗がトンネルしたビニルに届くまで成長すれば、あとは、日差しを受けてぐんぐん大きくなります。「元気で美味しいトマトを作る」うえで、一つの秘訣ではないかと自負しています。

今年はさらに、もう一工夫してみました。支柱を立ててから、トマトの畝全体をすっぽりとビニルで覆って、雨除けできるハウスを作って見ました。二畝にあわせて20株のトマトを育てる計画をしたのですが、天井にあたるプラスチックのパイプの長さが足りず、全体を覆うことができなかったので、ご覧のようにやや変形なハウスになってしまいました。また、ビニルの横幅の寸法違いで、左右2枚のビニルを
真ん中で重ねる形になってしまいました。このため、雨降りの後で見ると、重なり部分の天上から雨漏りしてしまい、補修するはめになりました。でも、先日の台風の中でも煽られはしたものの跳ばされてビニルが外れてしまうようなことにはなりませんでした。

何故、こんな手間をかけて、「雨除けハウス」を作ったかということですが、以前山梨のトマト農家の畑を見て、真似してみようと思ったからです。苗の小さな段階から雨除けすることで、病気になりにくく、水の摂取を抑えることが出来るので「甘くて美味しい元気なトマト」を育てることが出来るということです。
今のところ生育も順調で、3段目まで花が着いていますが、病気にもならず、先端の芽吹きや葉の状態も健康です。このまま順調に育ってくれれば、収穫が期待できます。

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